こんなふうに言われて、傷ついたことがある人へ
「もっと抱っこしてあげれば?後頭部ハゲてるよ」
「それじゃ愛情が伝わらないよ」
「赤ちゃんがかわいそうじゃない?」
そんなふうに言われたとき、
自分が“母親失格”って言われたようで、
胸の奥がぎゅっと痛くなったこと、ありませんか?
大切にしているつもりだった。
でも、その言葉のせいで、
「私、ちゃんと愛せてないのかな……」って、自信がなくなってしまう。
愛してるのに、うまくできない日がある
子どもを大切に思っていないわけじゃない。
だけど、抱っこする余裕がない日だってある。
体も心も疲れていて、
「ただ、ひとりになりたい」って思う瞬間だってある。
周りから見れば「愛情不足」に見えるかもしれないけれど、
それは、あなたが無理して頑張ってる証でもあるんです。
子どもをちゃんと見てる。
泣いたら気づくし、ごはんも用意してるし、夜も起きてる。
それって、ちゃんと「愛」なんです。
かたちがちがうだけ。あなたの愛は、そこにある
母親だからといって、
いつも笑顔で、優しくて、完璧でいられるわけじゃない。
子どもを想う気持ちはあるのに、
自分の心の余裕が追いつかないこともある。
そんなあなたを、「愛情不足」なんて誰にも決めつけてほしくない。
誰かの言葉に傷ついたとしても、
それであなたの“母としての愛”が消えるわけじゃありません。
迷っても、揺れても、それでも
「あの子のこと、ちゃんと愛せてるかな」
そんなふうに迷うあなたは、きっと大丈夫です。
愛してるのに、うまくできない日もある。
それでも、また子どもの寝顔を見て、
そっと手を添えたくなる。
その繰り返しの中に、
ちゃんとした愛が、ずっとある。
あなたの愛は、なくなってなんかいません。