赤ちゃんの後頭部がハゲた!心配不要の3つの原因とは?愛情不足なんて言わないで。

出産後、息子の後頭部が日を追うごとにハゲていきました。

5ヵ月になる頃には、500円玉ぐらいの面積がツルツルに。

そして、布団にこすれる側頭部はかなりの薄毛になりました。

ステロイド剤を使用していたので、その影響もあるのではと不安になり、「赤ちゃん後頭部ハゲ」について調べました。

そしたら、「赤ちゃんの後頭部ハゲは愛情不足」ともとれるYahoo知恵袋の質問文を発見。

そんなわけないでしょう!と思いました。

でも、周囲にそんな事を言われ、悩んでいるお母さんがどこかにいるかもしれない。

そう思い、赤ちゃんのハゲについてを記事にまとめました。

赤ちゃんの事を心配してこの記事にたどり着いた方は、愛情不足なんかでは絶対にないと思うので、心配せずに読みすすめてください。

後頭部ハゲは「愛情不足」?

赤ちゃんの後頭部ハゲについて、医療的な答えを求めていましたが、検索結果に出てきたヤフー知恵袋の「愛情」という言葉にドキッとし、そちらを見てしまいました。

気になった質問内容がこちら。

後頭部のハゲ具合で、赤ちゃんがたくさん抱っこされて、愛情をそそがれてるかどうかが、分かるって本当ですか?
以前、知恵袋の回答で、『泣いている赤ちゃんを放っておくと、後頭部がハゲてしまい、それで赤ちゃんが、たくさん抱っこされて愛情をそそがれているかが分かる。』とありました。引用:yahoo知恵袋より

たしかに、抱っこが少ないと頭が擦れる時間は長くなります。

だから、頭がはげる要因として、愛情を注いでいる時間が少ない(愛情不足)という事が例にあがるのもわかります。

でも、母親が聞きたい話ではありませんよね。(どういう質問に対する回答だったのかはわかりませんが…)

ちなみに、私のハゲた息子は第2子。

姉の娘に時間を割くので、どうしても抱っこが少なくなりました。

だからハゲたの?と一瞬思ってしまいましたが…違う違う…そんなわけない!

赤ちゃんの頭がハゲる原因。

愛情はしっかり注いでいるので、ちゃんとした情報を探しました。

やっぱり、赤ちゃんがハゲるのはよくあることでした。

予想通りの結果でしたが、一人目では経験しなかった現象で心配していたので、内心ホッとしました。

赤ちゃんの頭がハゲる原因

ハゲても心配のない原因」3つがコチラ↓。

  • 新生児生理的脱毛
  • 乳児期後頭部脱毛
  • 脂漏性湿疹による抜け毛

それぞれについて少し補足します。正しい情報を載せたいので、秋山こどもクリニックさんのHPページより引用させていただきました。

新生児生理的脱毛とは?

赤ちゃんの毛髪は、遅くても生後6ヶ月までに生え変わるものと考えられています。
この最初の生え変わりに際して一部の赤ちゃんは、前頭部から頭頂部にかけて毛髪の大部分が一斉に休止期に入り、たくさんの毛が抜けてしまい髪の毛が非常に薄くなることがあります。このような抜け毛を『新生児生理的脱毛』と呼んでいますが、やがて新しい毛が生えてきますので全く心配する必要はありません。引用:秋山こどもクリニック

髪の毛が生え変わる際に、一時的に薄くなるけど大丈夫ってことですね。

こもり
そういえば、知り合いの息子さんも「耳の横以外全部抜けて生え変わったの~」と言っていました。

その子の頭を見ると、両耳の横だけ長いのがちょろりんと生えていました。

そして他の所は、綺麗に長さがそろった短い髪の毛がしっかり生えていました。

わが子は二人とも、この「新生児生理的脱毛」っていうのは見られませんでした(たぶん…)。

少しは抜けていたんでしょうけど、生まれた時の毛がそのまま伸びていきました。

そのため、よく「あら~ふさふさね~」と言われていました。

乳児期後頭部脱毛とは?

仰向けに寝かされている赤ちゃんの頭が枕に当る部分、後頭部の髪の毛が少なくなって、その部分がハゲのように見える抜け毛です。これは枕とすれる部分の髪の毛が、機械的な刺激によってこすり取られることによります。生後2~3ヶ月から6ヶ月くらいの乳児によく見られますが、これもまた全く心配のない脱毛でしばらくすると自然に目立たなくなってきます。引用:秋山こどもクリニック

赤ちゃんの髪の毛は摩擦に弱いよってことですね。

寝返りをするようになると、おさまる子が多いみたいです。

摩擦に弱い赤ちゃんは、例えばこんなことでハゲやすくなります。

  • 生まれたばかりで頭をあまり動かさない(同じ場所ばかり擦れる)。
  • 頭を左右に動かすようになる(布団と擦れる側面もハゲる)。
  • 足の力を使って、仰向けで進みだす(強く擦れるのでハゲる)。

うちの息子は、生後2~3か月頃から足の力が強くなり、泣くとピョンピョンずりずり動いていました。

元気な子だわ~と思っていたら、みるみるうちに後頭部がツルツルに…。500円玉ぐらいのハゲになりました。

また、首も早くから左右によく振っていたせいか、側頭部は薄毛になりました。

こもり
息子のハゲも、寝返りができるようになると落ち着きました。頭がすれる時間が減ったんでしょうね。

脂漏性湿疹による抜け毛とは?

頭の脂濡性湿疹に伴って抜け毛が起こることがあります。赤ちゃんの脂濡性湿疹は生後3~4ヶ月ころまでには自然に治りますから、これもまた特別な治療はいりません。引用:秋山こどもクリニック

脂漏性湿疹による抜け毛の頻度は少ないそうです。

赤ちゃんのハゲはいつからいつまで?

先ほど書いた、赤ちゃんのハゲの時期を簡単にまとめると

  • 生え変わりによるハゲ:6ヵ月頃まで
  • 摩擦によるハゲ:寝返りができて、落ち着いてくるのが5ヵ月前後

なので、大体6ヵ月頃から、ハゲたあたりや薄毛の部分に「毛が生えてくるのがわかる」ようになるということですね。

うちの息子も5ヵ月頃から寝返りをはじめ、「ハゲている部分に毛が生えてきた」と実感し始めたのが6ヵ月頃でした。

まだ7ヵ月なので結果はわかりませんが…一歳ごろにはハゲや薄毛は気にならなくなるそうですよ♪

まとめ

  • 新生児生理的脱毛(生え変わりが原因)
  • 乳児期後頭部脱毛(摩擦が原因)
  • 脂漏性湿疹による抜け毛(頻度は少なく自然に治まる)
  • 「ハゲ」「薄毛」に関しては、6ヵ月あたりから改善される。

という事で、もちろん愛情不足なんかじゃない!!

ちなみに、もとから薄毛の赤ちゃんでなかなか生えない子も、1歳ごろには生えてくる子が多いみたいです。

こもり
赤ちゃんはハゲるものみたい。心配せず、可愛いね~と見守り、記念写真残しちゃいましょう♪
注意
当記事は、病的なハゲや薄毛については述べておりません。

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