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優しい夫がいるのに、なぜか息苦しい…そんなふうに感じることはありませんか?

「うちはケンカもしないし、夫は優しいです」
そう言うと、きっと恵まれていると思われます。

実際に、怒鳴ったり見下したりすることもない。
気を使ってくれるし、言葉も柔らかい。

でも…なぜか私は、言いたいことが言えない。
「本当はこうしてほしい」
そんなシンプルな気持ちさえ、胸に溜め込んでしまう。

夫のことは嫌いじゃない。むしろ感謝している。
それなのに、言葉が詰まってしまうこの感じ。
これって、わがままなんでしょうか?

こんな風に、「優しさ」によって、自分の気持ちを押し殺してしまう人もいる

パートナーが「怒らない人」「我慢してくれる人」であると、
つい、自分も「言わないようにしよう」「察しよう」と
無意識に合わせてしまうことがあります。

特に、「自分の気持ちをうまく伝えるのが苦手」「相手を困らせたくない」
そんな優しさや不安を抱える人にとっては、
相手の“優しさ”さえも、自分の気持ちのブレーキになってしまうことがあります。

本音を言うこと=相手を傷つけること、ではありません

本音を口にしたら、相手を否定するようで申し訳ない。
そんな風に思ってしまうときもありますよね。

でも、伝え方にはたくさんのやさしい方法があります。
たとえば、「お願いする形で」「気持ちから始めて」「自分を主語にして」伝えるだけで
印象はずいぶん変わります。

「優しすぎる夫」が問題なのではなく、
「その優しさに応えようとしすぎる自分」が少し疲れているのかもしれません。

わかってほしい。本音を言える関係が、ほんとうの安心

“いい妻”じゃなきゃ、って力が入りすぎているのかもしれません。
“わかってもらおう”とするより、まず“伝えてみる”ほうが、
意外と近道なこともあります。

大切なのは、「文句を言うこと」ではなく、
「本音を押し込めなくていい関係」でいられること。

私は今、少しずつ「こうしてくれると嬉しい」を口にしてみています。
それは、自分を大切にするための、やさしい選択です。