してほしいことがあっても、なかなか言えない人へ
洗濯物を取り込んでくれたら助かるな、とか。
ごはんの後、ひとこと「ありがとう」って言ってくれたら嬉しいな、とか。
些細なこと。
だからこそ、言いにくい。
「これくらい自分でやろう」と思って飲み込んで、
「いちいち言うほどのことでもないよね」と流して、
でも、心のどこかでは、
「察してくれたらいいのに」って、思ってしまう。
でも本当は、察してほしいわけじゃない
小さな願いって、言葉にするのが意外と難しい。
だって、それを口にした瞬間、
「察してもらえなかった寂しさ」が浮き彫りになるから。
ほんとは、
してくれなかったことよりも、
してほしいと“言わなきゃいけない”状況が悲しかったりする。
自分の気持ちを後回しにする癖って、
「優しさ」でもあり、「怖さ」でもあるのかもしれない。
言えなかったことを、責めなくていい
してほしいことを、ちゃんと伝えるって、
意外と勇気がいる。
わがままに思われるかも、とか。
気まずくなるのが嫌だな、とか。
でも、願うこと自体は、悪くない。
そう思ってるあなたの気持ち、私はとても自然だと思います。
たとえ言えなかったとしても、
「そう思った自分」を責めなくていい。
きっと、同じ気持ちの人がたくさんいます。