愛すべき自分のブログを、早く思い通りにカスタマイズしたい。そんな思いから、プロフ用のイラストを購入してみました。
無料の似顔絵メーカーやアイコンメーカーでも作成してみましたが、やっぱりオンリーワンがいい。思い切ってココナラで依頼しました。
気になった方が2名いたので、全く同じ内容でイラストを依頼。
二人に依頼した結果と、依頼時の失敗から学んだイラスト依頼時のポイントをまとめます。
ココナラって?
ココナラを知らない方に、軽くご紹介。
ココナラは自分のスキルや経験、知識を商品として売れるサイト。今回私が依頼したイラストの他に、人生相談や占い、ブログの構築なんかも商品になっています。
サービスを利用(商品の購入・出品)するには無料会員登録が必要です。
決済はココナラが仲介しているので、お金がらみの心配はいりません。
今のところ最安は500円に設定されています。今回は、その最安500円でイラスト制作をしていただきました。
プロフィールイラストの依頼内容
似顔絵がよかったのですが、自分の写真を出品者に提出する事に抵抗が…。イメージだけで作成していただける出品者を探しました。
- 主婦30代、引きこもりがち。
- 左向きの正面
- 表情:シャキッとした感じではなく、ほわっと緩く、だるく、にこやかな感じ。
- 髪型:黒、ボブ。前髪は長く(横に流す、上でとめる、耳にかける等はお任せで)。
- 目:黒
- 服装:お任せ
ポーズだけは、違うものを依頼。
Aさんには、「チョコレートを持たせてほしい(どんな持たせた方かはお任せで)」と伝えました。
Bさんには、「左側が頭で、ぐでっとした感じだと嬉しいです。」と伝えました。
さて、どの様な仕上がりになったでしょうか?
完成したイラスト
どうでしょう?イメージがうまく伝わっていると思いませんか?
どちらも少し伏し目がちな、似たような表情に仕上がっています。
髪型もお任せだったにも関わらず、どちらも前髪ながめの耳かけ。服も似た色、地味仕様です(笑)。
ちなみに、どちらも修正なしの状態です。ここまで雰囲気が似るとすごいですね。たまたまなのでしょうか…
似顔絵が嫌で、イメージでの依頼でしたが、デフォルメ似顔絵を依頼した気分になり嬉しかったです。これで500円ですよ。
※Aさんのイラストは別ブログで使用しています。
依頼時の失敗、後悔した事。
作成していただいたイラストは、特別に修正の要望はせず、そのまま納品していただきました。
ただ、ポージングに関しては、AもBも自分の完成予想とは違うものでした。これは、私のミス、失敗です。
本当はもっと「こうして欲しい」という希望があったにも関わらず、ひかえめにイメージを伝えてしまった事が原因です。
私の中でのイラストAの完成予想
「チョコを持たせて欲しい。かじるとか、抱きつくとかはお任せで」と伝えました。
私の中では「ただ持つだけは物足りない」という意味合いで伝えたつもりでした。ところが完成したイラストはチョコを持っているだけでした。
出品者の立場からすると、特に指定が無ければ、500円で販売するイラストはできるだけ簡易に、短時間で仕上げられるものにしたいはず(時給が高くなるようにしたいはず)。
そのため、特にハッキリと指定していない私のイラストは、取りあえず簡単に、持つだけにしたのだと思います。
修正の依頼は可能でしたが、後から「やっぱりポーズは○○で」なんて言ったら失礼だと思い、お願いできませんでした。
だって、「希望があるなら最初から伝えてくれよ、二度手間じゃないか~!」って思われると思いません?
顔が見えない相手ですが、そういう事を考えると「最初からハッキリ指定してくれよ」と思われそうな修正依頼はお願い出来ませんでした。
ただ、服に関しては、あまりにも簡易過ぎると感じたので、出品者任せで少し手を加えてもらうようお願いしました。
私の中でのイラストBの完成予想
Bさんにはポーズに関して「ぐでっとした感じだと嬉しいです。」と伝えました。
私の中で「ぐでっと」とは、横たわっている様子を指していました。提案されたラフ(下書き)のイラストをみて「あ、伝わらなかったんだ」と思いました。
そりゃそうですよね。横たわっているのがいいなら「ぐでっと、力なく横たわっている感じで」とお願いすれば良かったのです。
最初の依頼時にハッキリと具体的に伝えなかったことを後悔しました。ただ、これはこれでとても気に入ったので、ポーズの修正はお願いしませんでした。
修正依頼をするのに気が引ける性格なら…
A・Bどちらの出品者にも、中途半端な依頼をしていたことに後から気付き、少し後悔しました。
気弱な方は、最初から具体的にハッキリとイメージを伝えておく事をオススメします。
修正依頼に抵抗がない方も、出来るだけ最初から具体的にハッキリイメージを伝えておきましょう。出品者の方もその方が喜ぶと思います。
最初の依頼は遠慮せず、自分の希望をしっかり伝えましょう。「出品価格にそぐわない」「出品者の技術的に対応できない」ような依頼であれば、出品者の方から何かしらの指示があるだけです。
失敗から学んだ、イラスト依頼時のポイント。
- 具体的なイメージが決まっている場合、遠慮せずはじめから明確に伝える。
- 言葉で表現するのが難しければ、参考画像を添付する。
- 修正依頼が可能な出品者であれば、後悔のないよう、修正を依頼する。
- 最初に「お任せで頼んだ部分」は、大幅な修正は依頼しにくい。
当たり前のような事を書きましたが、とっても大事。購入する側が丁寧な対応をしていれば、書き手側も気持ちよく要望に応えてくれると思います。
出品者にとって、修正は手間のかかること。「最初から言ってよね…」と思われるような修正依頼をしなくて済むよう、希望は漏れなく伝えましょう。
特に、完成後の修正依頼は、出品者にとって嬉しい事ではありません。
以下からは、イラスト依頼時のポイントにあげた、各項目の補足説明です。
イメージの伝え方・修正の依頼
これまでに、「最初から言ってよね」と思われるような修正依頼をしなくて済むように…と度々書いてきました。意味がわかりにくかったと思うので例をあげてみます。
- ポーズはピースで→ピースは顔の横にしてくれ(最初から指定してよね…)
- 服装は可愛くして欲しい→ワンピースにしてくれ(最初から可愛いワンピースって言ってよ…)
- 勉強が出来そうな雰囲気で→眼鏡をかけてほしい(決まっているならそう言って…)
- ポーズはピースで顔の横に→もう少し、顔の近くに
- 可愛いワンピースで→少し、トーンを明るくしてほしい
- 勉強が出来そうな眼鏡っ子に→眼鏡の形をもう少し丸くして欲しい
この様な「微調整」程度の修正で済むように、最初の依頼は「これでどうだ~!!」と言うぐらい、「具体的に」を意識するといいと思います。
イメージ通りだけど、なんか違う…と思ったら
イメージがいざイラストになると、自分が思い描いたような雰囲気でない時もあると思います。
例えば、「眼鏡の色は赤に指定したけど、イラストの子には黒が似合う気がするから変更して欲しい」とか。
そんな時は遠慮せず出品者に修正の相談をしていいと思います。もちろん出品者の方が修正を許可している場合。
その際、「伝えたイメージ通りに仕上げていただいたのですが…」などと、最初に一言添えるといいと思います。
修正の依頼内容によっては断られるかもしれません。でも、後で後悔するよりいいですよ。
お任せで頼んだ部分は修正依頼がしにくい
今回、私の一番の反省点です。
そんな思いから、服装や髪型をお任せに指定しました。
A・Bのイラストはどちらもシンプル、無難な仕上がりでした。正直、ちょっと物足りない感がありました。
修正が可能だったので、修正依頼することも考えました。でもやはり、「お任せ」で頼んだため「もっと〇〇にして」という具体的なお願いがしにくく、そのまま納品していただきました。
ガツガツ言える性格の方は、修正の依頼ができるのかもしれませんが、私にはできませんでした。
出品者のアイディアに「お任せ」する事はワクワク感があり楽しいものです。ただし、必ずしも期待通りの仕上がりになるとは限りません。
その際に修正依頼をしにくいようであれば、ある程度は具体的に指定しておいて、細かい部分をお任せにしておくといいですよ。
参考画像の添付
イメージがうまく伝わらなかった場合、参考になるような画像を添付するといいです。もちろん、最初から添付するのもアリ。
私は修正依頼をする際に、参考画像が掲載されているURLを添付しました。参考画像を紹介した後は、出品者の方にも理解していただき、修正がスムーズに進みました(今回の2つのイラストとは別件です)。
最後に、修正依頼時の注意!!
先ほどから修正の話を多くしていますが、修正は必ずラフの段階でお願いしましょう!
「ラフ」はだいたいこんな感じで作りますよ~という下書き。この段階で色の変更、服のデザインなど、気に入らない事があれば修正を依頼します。
「ラフ」は、出品者にとっても修正がしやすい状態です。完成後の修正を許可している出品者もいますが、おそらく、すごく手間がかかります。
完成(仕上げ)後に、修正依頼をしなくて済むように、ラフの段階で希望の伝え漏れはないかよく確認しておきましょう。
まとめ
長々と書きましたが、イラスト購入時は「思い描いているイメージを、可能な限り具体的に伝えましょう」と言うことでした。
自分で思っているイメージを言葉で伝えるのは結構難しいです。書いた依頼を何度も読み返して、誤解を招くような表現はないか、伝えもれは無いか、よく確認してから依頼しましょう。
出品者と購入者、お互いが気持ちよく取引をするにはこれが一番だと思います。
コメントを残す