パンダカードって…ちょっとダサい?
楽天カードのパンダ柄、かわいいけど、人前で出すのはちょっと…
そう思って、私はしばらく避けていた。
まわりの目が気になって、「スタイリッシュなカード」のほうが安心だった。
でも、なぜ“恥ずかしい”って思ってたんだろう
見られているかどうかなんて、実際はわからないのに、
「かわいすぎて子どもっぽいと思われるかも」
「見栄っ張りに見えたらどうしよう」
そんな気持ちがどこかにあった。
心理学で言えば、「社会的承認欲求」──
人は無意識に、まわりにどう見られるかを気にしてしまう。
ほんとは“好き”を持ちたかった
ある日、ふと気が緩んで、パンダカードを使ってみた。
そしたら、自分でもびっくりするくらい嬉しかった。
レジの前で出すとき、ちょっとだけドキドキしたけど、
そのパンダの目が、私に「いいじゃん」って言ってる気がして。
かわいさを選ぶのは、見栄じゃなくて、自分らしさ
もしかしたら、かっこいいカードを持ってたときのほうが、
私は「ちゃんとして見られたい」と思っていたのかもしれない。
でも今は、自分が「かわいい」と思えるものを持てたことが
ちょっと誇らしい。
“見栄”と“好き”のあいだで
人からどう見えるかと、自分がどう感じるか。
どっちも大事だけど、最後に残るのは“自分の気持ち”。
だから私は今日も、パンダカードを出す。
見栄を張るんじゃなくて、**自分をちょっとだけ大事にするために。**