2019年2月から株をはじめて、およそ1ヶ月が経ちました。
株をはじめる前の、株式投資に対するイメージはこんな感じでした。
- 株で成功する人は少ない。
- 失敗したらどうしよう。
- でも、欲を出さなければ大丈夫だよね。
- 大金をつぎ込まなければ大丈夫だよね。
- 少しでも儲かったら売ればいいんだよね。
- マイナスになったら、上がるまで放置していればいいんだよね。
- 私はのめり込まないからきっと大丈夫。
ところがどっこい。株をはじめたら、イメージ通りになんてまったく行かないんですよ。
株をはじめても、面白みを感じなければそこまでのめり込まないのでしょうけど、私は違いました。
株の面白さにドップリとハマってしまったのです。
そして、失敗もいくつか経験しました。
と言うわけで、これから株を始める人に伝えたい、私の失敗談と、失敗から学んだことをまとめました。
もくじ (押せます)
失敗1:会社情報を調べずに株を買う。
初めての株取引は、前日の値動きをメインにチェックして、会社情報はほとんど調べずに購入しました。
結果は1500円プラス。ここで私は調子に乗りました。
そして、同じ方法で、会社情報を調べずに株を購入しました。
そしたら、今度はなかなかプラスになりません。
「手数料+百円」でも儲かれば売ろうと思っていたのですが、下がるばかりでなかなか売れないんです。
そうなると、会社に興味のない株を、ずっと保有していないといけないんですよ。
これってすごく苦痛なんです。
応援したい会社の株なら、下がっても「大丈夫、応援してるよ。頑張れ!」と見ていられます。
でも興味のない会社の株は、「はやく上がれ~早く売りたい。」そんなふうにしか思えません。
失敗2:ニュースに掲載された銘柄に飛びつく。
なんとなく見たニュースの銘柄が魅力的だったので、会社情報を調べてから思い切って買い注文を出しました。
するとやはり、みな考えることは同じのようで、買い注文が殺到していました。
結局、注文単価で買うことはできず、株価は値上がるばかり。
そうすると、私の脳内はダメダメ思考で埋め尽くされました。
- 今日高値で買っても、明日も上がるだろう。
- 今買わなきゃ、買えなくなる。
- 今高値で買っても、ちょっと儲かればいい。
その日は最終的に、欲求を抑えきれず高値で買ってしまいました。
でも、ニュースの影響が残っていたのか、数日間で3万円ほど儲かりました。
というのは嘘で、3万円ほど儲かれたはずなのに、売れずに所持し、現在は含み損です。
少し儲かった時点で、利益確定の売り注文をだしておけばよかったなぁと思っています。
売った後に株価が上がれば儲けを逃したことになりますが、損をするよりましな訳ですからね。
と、頭ではわかっていてもなかなか行動に移せないのがトレードの怖いところです。
欲が強くなるほどギャンブル性が高くなりますからね。冷静に、冷静に。
ちなみに、この銘柄は将来に期待しているので、上がるまでじっくり待っていようと思っています。
会社情報を調べずに買う興味のない株の損と比べれば、未来に期待している分、気持ちが楽です。
失敗3:長期保有の予定はないのに欲を出す。
祖父の影響を受けて購入した株が、1ヶ月ほどでポンっと1万円弱の含み益になりました。
ところがこの株、長期保有する気がないにも関わらず、すぐには売れませんでした。
これからまだ上がるかもという欲がでたからです。
この株は結局、またすぐに含み損になりました。
しばらく待つと、今度は5千円ほどの含み益が出たので、そこではすぐに売りました。
最近では、長期保有の予定がない株は、数百円の儲けが出たらできるだけすぐに売るようにしています。
損するよりはイイという運用方針です。
失敗4:今買わないと、と焦る。
気になって調べた株が、たまたまグイグイ値上がりしているのをみたら、「今買わないと買えなくなるかも」と思ってしまうんですよね。
実際はそんな事はほとんどなくて、買った次の日から値下がりなんてことも多いです…。
株は上がっていないときに買うのが一番。そうだと理解していても買いたくなる…株初心者あるあるです、たぶん。
そこで、頭を冷やす期間をもうけるために、気になった株をすぐに購入しないように心がけています。
でも、どうしても買いたい時ってあるんですよね。
そういう時は、現在値よりもかなり安めに指し値注文を出しています。
こうすると、買いたい欲求を少し和らげることができるのです。
それと、安く設定するとすぐには買えないので、その間に頭を冷やすこともできます。
買わずに上がり続けていて後悔することもありますが、それは仕方がないと割り切っています。
損はしていないですからね。
失敗5:買い付け可能額マックス使い込む。
私は、投資用の銀行口座と、自分名義のクレジットカードの引き落としを同じ口座にしています。
株を始めてから、そのことをうっかり忘れていていて、カードの引き落としができなくなるところでした。
株に銀行の資金をほぼほぼ投資してまっていたのです。
幸い、引き落とし日の前に気がつきました。危ない危ない。
失敗6:こまめな利益確定を繰り返す。
- 一度購入した株が含み損になり、その後買値に戻ると、また損するのが怖くて売ってしまう。
- 損しなければ良しとし、少しでも利益が出たら売却する。
そんなことをしていた私は、今ではその事を後悔し、上記の様なこまめな利益確定はしないことに決めました。
この話は長くなってしまったので、下記(↓)の記事にまとめてあります。
初心者が株をこまめに利確して、2ヶ月で3,8000円稼いで学んだこと。株初心者主婦の失敗からの学び、まとめ。
- 会社の事を調べず、チャートだけ見て買わない。
- 買う株は会社情報を調べ、塩漬けでも我慢できるように、将来に期待できるものを選ぶ。
- はやりの銘柄、人気が急騰している銘柄に飛びつかない。
- 短期売買が目的のものは欲を出さない。
- 買うときは焦らず、一呼吸置き、数日様子を見る。
- 残高はすべて使わない。クレジットカードの引き落としに要注意。
まるひと月トレードをしてみて、自分で気をつけていることをまとめました。
私の中で一番難しいのが、「焦らずに買う」です。
やっぱり、たまたま目をつけた銘柄がその日に大きく値上がりしていると、「今買わないと」と思ってしまうんですよね。
明日は下がるかもしれないのに、欲が出るんです。
そして、買って後悔する株のほとんどが、焦って買ったものです。
本来、株式投資は、その会社の将来に期待をかけるもので、お金儲けの道具ではありません(よね?)。
株価が下がっても、未来に期待して冷静でいられるよう、投資先は自分が納得できるものを選びましょう(と自分に強く言い聞かせています)。
初心者が株をこまめに利確して、2ヶ月で3,8000円稼いで学んだこと。