虫歯、痛いですか?ときどき痛いたいだけ?
それなら行かなくても大丈夫ですよ。私は時々痛む虫歯を1年以上放置しましたし♪
…って、そんなことは口が裂けても言えません!いますぐ歯科へ行って治療してもらってください!
私はときどき痛む虫歯を1年以上放置し、30代にして入れ歯をすることになりました…。
当記事では、私が虫歯に気づいてから入れ歯(抜歯)に至るまでの経緯を書いています。
この記事を読んでくださるあなたが、私と同じ道を歩まずに済むことを願います。
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虫歯が進行していた2012年。
飲み会の最後にデザートがでました。そこにトッピングされていたのはパリパリの焼き菓子。甘いもの好きの私は真っ先にパクり。
焼き菓子は想像以上にかたく、「ボリボリっ!バリバリっ!」と、噛むたびにもの凄い音が口の中に響き渡りました。
その場で吐き出す訳にもいかないので、卵のカラでも入っていたのかな…と思いながら完食。
それから数日後、奥歯の違和感に気がつきました。「なんか、小さくなってる?…まさかね…。」
さらに数日後の夕飯中、またも「ボリボリっバリバリっ」と不気味な音と食感が口内を襲いました。
いやな予感がした私は、口の中からボリボリの正体らしきものを出して観察。
「うわぁ~これ、もしかして歯?ってことは、飲み会のデザートでボリボリ食べたあれも…歯、だよね…。」
歯だと確信した私は口の中に鏡を入れ込んで、奥歯をじっくりと見ました。
やはり、虫歯になった奥歯が見事に欠けていました。
痛みがないので虫歯を放置した2013年【前半】。
歯が欠けていたものの、痛みはありませんでした。
仕事が休みの日に歯医者に行こうという気もおこらず、虫歯をそのまま半年近く放置しました。
「これだけ欠けてるのに痛くないってことは、きっと大丈夫だろう。」、そう思っていたのです。
虫歯が痛み出すも、解熱鎮痛剤でごまかし放置した2013年【後半】。
虫歯がボリボリとかけたのを放置して半年ほどたった頃、ときどき奥歯が痛むようになりました。
それでも我慢できるし、寝ればおさまるので引き続き放置。
(今思うと、この段愛で歯科へ入っていれば30代での入れ歯は避けられたかもしれません。)
この痛み、最初は1~2週間おきだったのが、最後の方は数日おきにあらわれるようになりました。
その頃には、痛み出すと涙が出るほどで仕事にも影響が…。
そこで、手持ちの頭痛薬(解熱鎮痛剤)を使えないかと効能を見てみました。すると、「歯痛」の記載がありました。
試しに飲んでみると、これがよく効いたんです。薬がきいたもんだから、歯医者へ行くことをまた後回しにしてしまいました。
薬が効いているうちは、「まだ」大丈夫だろう…と。バカでした…。
薬の効き目が悪くなり、ついに歯科へ行った2014年。
いつも飲んでいた頭痛薬(解熱鎮痛剤)でごまかしてきた痛みが日に日に強くなり、ついに薬をのんでもほぼ効かない状態に…。
そこでやっとこさ、歯医者へ駆け込みました。
放置した虫歯は、手をつけられない状態になっていた。
「これは、もしかしたら抜かないといけないかもしれません。とりあえず、治療してみますね。」
先生がそう言いました。
詳しく聞くと、
- だいぶ虫歯が進行している。
- 虫歯を削ると歯がほとんどなくなる。
- そのため、被せものがうまくつかない可能性。
- 被せたとしても、隙間からすぐ虫歯になるかも。
とのことでした。
とりあえず、神経を抜き、銀の被せものをして治療は終わりました。
そして最後に先生から、「なんとかかぶせた状態。次に問題がおこったら、抜くことになると思う。」と言われました。
最初の治療から3年後、隙間から虫歯になっていた。
なんとか治療してもらった虫歯でしたが、治療から3年後の定期歯科検診で異常がみつかりました。
「かぶせものをしている下がぐらついている。これをいじると抜くことになると思うので、とりあえず様子を見ましょう。痛みが出たら教えてください。」そう言われました。
最初の治療でほとんど歯を削ったうえに歯が弱ってきているので、削るという選択肢が残っていなかったのです。
抜くか、様子を見るか、私が選べる選択肢は2つだけでした。
最初の治療から4年後、ついに抜歯することに。
様子を見続けること約1年。ついに根元が割れました。
ぐらつきもひどく、いつ炎症が起きてもおかしくない状態に。
先生もついに「抜歯」をすすめてきました。
歯を抜いたらその後どうするか。「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」…様々なパターンの説明を聞き、最終的に「入れ歯」を選択しました。
どの治療法にもメリット・デメリットがあり悩みましたが、
- 保険適用で費用がおさえられる。
- 歯を削る部分が少なくて済む。
というのが、入れ歯を選んだ理由のふたつです。
詳しくはこちら(↓)の記事に書いています。
体験談!奥歯欠損でブリッジより入れ歯を選んだ理由。今ある歯を大切に。虫歯を1年以上放置した話のまとめ。
- 虫歯が進行して歯が大きく欠けた。
- 痛みが強まるもさらに1年近く放置し、虫歯が根元近くまで進行した。
- そのため、表面に出ている歯をほとんど削ることになった。
- むりやり被せものをするも、隙間からまた虫歯になる。
- 根元が欠け、治療のしようがなくなる。
- 抜歯しか選択肢がなくなり、最初に歯がかけてからおよそ7年後、ついに抜歯。
- 抜歯した部分に、入れ歯をすることになる。
30代で入れ歯をすることになりました。本当に、放置したことを後悔しています。
もし、「虫歯放置」とか「虫歯治る」などと検索されているなら、そんなことはやめて一日でも早く歯医者へ行ってくださいね。
お子様が歯が痛いと言ったら、迷わず歯医者に連れて行ってあげてくださいね。
私がえらそうに言っても説得力がないですが…。
ただ本当に、放置してもなにひとつ良いことはありません。
この記事が、歯医者にいくきっかけになりましたら幸いです。
体験談!奥歯欠損でブリッジより入れ歯を選んだ理由。今ある歯を大切に。