夫が「7万円の羽毛布団を買うか迷ってる」と言い出したとき、そんな高級な布団いらないよ~と言い放っていました。
羽毛布団なんてどれも大して変わらないでしょうよ。軽ければいいよ。そんなふうに思っていました。
でも実際は、7万円の高級布団がめちゃくちゃいいんです!「安い布団でも寝られるし!」なんて言ってごめんなさいって感じです。
以下からは、私が実際に高級羽毛布団を使用して感じているメリットとデメリット、購入した羽毛布団についてまとめました。
とは言っても、デメリットが「値段が高い」ということしか思いつかないのでメリットばかり書いています。でも決して嘘ではありませんよ。
もくじ (押せます)
高級羽毛布団のメリット。
- とにかく軽い。
- 冬に毛布がいらない。
- あたたかく、ムレれにくい。
- 靴下をはかなくても寝られる。
メリット1:とにかく軽い。
冬生まれの息子は、生後2ヶ月ぐらいからこの羽毛布団をかぶせていました。
そう、赤ちゃんにもかぶせられるくらい軽いのです。寝返りがとっても楽にできます。
今までは、重たい布団に重たい毛布で寝ていたので、違いの差は歴然です。
購入して4年以上たちますが、そろそろ買い換えなぁ~みたいな劣化は感じていません。
ただし、お布団のボリュームは減っているので、実際は性能は落ちているのかも。(でも正直、暖かさの変化がわからない。余裕で快適だから今のところ問題なし)
メリット2:冬に毛布がいらない。
今までは、重たい毛布をかぶって、その上に重たい布団をかぶっていました。でも高級羽毛布団にしてから毛布不要。
布団に入った瞬間はさすがにヒエっとするけど、うう~なんて言っているうちにお布団がホカホカしてきます。
安い布団で体を丸めて、「うう~早くあったまれ~」とモゾモゾすることもなくなりました。
メリット3:あたたかく、蒸れにくい。
たまに、夫が使用している布団を使うと、なんだか蒸れるんです。
敷布団を横にして川の字で寝ているので、掛け布団以外の環境はすべて同じ。
だから、羽毛布団は吸湿性に優れているから蒸れにくいっていうのは本当なんだと思います。
メリット4:靴下をはかなくても寝られる。
冬は靴下をはかないと、足の冷えが気になって横になれませんでした。(自分が冷え性なのかは不明。)
それが羽毛布団で寝るようになってから、靴下が要らなくなったんです。これ最高!
靴下をはいていると足が蒸れて不快なぐらい、布団の中があたたかいのです。
もちろん、まったくひと気のなかったところに足を伸ばすと「冷えっ」としますよ。裸足なので特に。でもそれも最初だけ。
我が家が購入した羽毛布団はゴールドラベルの7万円。
いきなりゴールドラベルと言われても「へ?」って感じですよね。私も知りませんでした。
こちらが、我が家の羽毛布団についていたゴールドラベルです。
ゴールドラベルとは?
これは、当組合の品質基準(組成混合率、かさ高性、清浄度など)に合格した最高級の羽毛原料と優良な側生地を使用し、適正な縫製で仕上げられた羽毛ふとんであることを表します。
引用:日本羽毛製品共同組合
もう少しかみ砕いて説明してみると、ゴールドラベルとは…↓
羽毛布団は、いい羽毛を使っていればいい快適な布団になるというわけではないんだよ。羽毛の性能を最大限に生かすためには、布団の生地も大事だし、縫製も大事なんだよ。だから、日本羽毛製品共同組合が発行するこのゴールドラベルは、羽毛以外の品質(生地・縫製など)にもちゃんと基準を設定しているよ。羽毛布団を買うときの目安にしてね。
というものだそうです。
ゴールドラベルがついた布団はすぐにみつかります、楽天で検索かけてみてください。(面倒な方は↓リンクからどうぞ)
楽天市場の【ゴールドラベル羽毛布団・口コミ多い順】はこちらから見られます。
↑のリンクを見ると、2万円台の布団も星の数的には高評価ですね。(私は2万円台の羽毛布団を使ったことがないので真実はわかりませんけど。)
「ゴールドラベル」は4グレードある。
ゴールドラベルは4グレードあって、日本国内で製造されたものに限り発行されます。
グレードは、羽毛の品質(ダウンパワー)によって分けられています。(※リンク先はグレード別に検索した楽天市場の結果です。)
上から順に品質が高く、我が家のものは上から三番目。
とはいえ、そもそも高品質な羽毛布団にしかつけられないのがゴールドラベル。三番目でも十分快適。
最高ランクの布団がどれだけ快適なのか、一度寝てみたいものです。
※ゴールドラベルについて詳しく知りたい方は、日本羽毛協同組合ホームページの、羽毛の品質推奨ラベル「ゴールドラベル」のページをご覧ください。
我が家が購入した羽毛布団のメーカー。
ちゃんと調べてみたところ、「東陽産業株式会社」のものでした。
ただし、東陽産業はメーカーに製品を提供している会社。良いものを欲しいお客さんと、それを提供したい販売店、その両者の手助けをするような会社みたいです。
つまり、この会社名の羽毛布団を買いたくて検索かけても商品がヒットしないのです…残念。
ちなみに私たちの羽毛布団は、町の小さな布団屋さんで購入しました。高級寝具がそろう、ひっそりとたたずむお店です。
店舗名は残念ながら、身バレがこわいのでお答えできません。
羽毛布団の品質、値段が高ければいいとは限らない。
どんな商品にも言えることですよね。つい、値段が高いと品質もいいと思いがち。
羽毛布団のよし悪しも、いろいろな見方があるそうです。高級羽毛使ってるよってだけじゃダメなんですって。
羽毛の品質はもちろん大事だけど、側生地(羽毛を包む生地)もかなり大事らしい。
ダウンパワーが高くても、側生地(羽毛を包む生地)が通気性の悪い安ものだと、羽毛本来の性能が発揮できなかったりするそう…。
先ほど紹介したゴールドラベルは、側生地にも判定基準を設けていましたよね。次回、羽毛布団を買うときには私も参考にしたいです(何もないより安心っていう単純な理由)。
※楽天市場で「羽毛布団 ゴールドラベル」を検索した結果はこちらのリンクからご覧になれます
まとめ。
ちゃんとした?高級羽毛布団は軽くて暖かくて最高です。
羽毛布団を購入する際は、羽毛の品質を示す指標である「ゴールドラベル」を要チェック。
※楽天市場のゴールドラベル付き羽毛布団(口コミ数順)はこちら
実はお手入れも簡単な羽毛布団。クリーニングが必要ですが、10年は使えるそうです。
【ダニと無縁?!】な高級羽毛布団。実は綿布団よりお手入れが簡単だった!ちなみに、現在使用して4年が経過。クリーニングはしていません。
7万円(セミダブル)で購入したので、10年使用するなら、「1年間に7,000円」お布団にお金をさくことになりますね。
う~ん、やぱっりホイホイ買えるものではないですね。でも、家に一枚しかなければ取り合いになること間違いなしですよ。ホントにそれぐらい快適。
迷っているなら、人生で一度はぜひ試して欲しいです。では、この記事はこの辺で。
※楽天市場のゴールドラベル付き羽毛布団(口コミ数順)はこちら
布団カバーの毛玉、不快ではないですか?
若いときは、安い布団カバーで毛玉だらけでも気にならなかった私。
肌触りのいいシーツに替えたら、毛玉だらけの布団カバーには戻れなくなりました。
高級羽毛布団を購入した寝具店の方に、毛玉のできない(できにくい)布団カバーについて教わってきたので、興味がありましたらぜひご覧ください。
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ホントに快適!毛玉ができない?!布団カバー・シーツの選び方。