応募して採用されたプロジェクト、やってみると「思っていた以上に単価がひくい!」。
なんて思ったことありませんか?特に、スキル不要のお仕事はプロジェクトでも単価が低い印象があります。
最初は試用期間的な意味合いで単価が低いのは納得できますよね。
でも仕事を進めるうちに、「やっぱり低すぎだよ~やってられない。」なんて思ったらぜひ単価交渉にチャレンジしてみてください。
慣れた仕事をやめるのはもったいないです。
ダメ元で言ってみたら、意外とOKがでるかもしれません。
タイトルにもある通り、私は報酬が3倍になりました。
ただし、闇雲に単価アップのお願いをしてもおそらく受け入れてもらえません。
なぜ単価をあげて欲しいのか、しっかり説明できるようにしておきましょう。
当記事では、私が単価交渉をする前に気をつけたポイントと体験談をまとめました。
- スキル不要の仕事をしている。
- 思ってた以上に単価が低い。
- クライアントが個人。
- 報酬アップの文言がどこにもない。
そのような方に向けて書きました。
もくじ (押せます)
単価(報酬)アップのポイントは、クライアントの気持ちなること。
「もうちょっと欲しいから単価あげてくれ~。」
そんなことをいきなり言っても、おそらく受け入れてもらえません。
クライアントの多く(特に個人で利用していて、とにかく安い支払いで済ませたい人)は、「この単価なら仕事をしてくれる人がいるのでは?」というギリギリのところを設定しているはずだからです。
応募者がいなければ、単価をあげて再度募集をかければいいですからね。
では、契約後に、次回契約時からの単価をあげてもらうにはどうすればいいのか。
単価アップのポイントは、
- この人なら信用できる。
- この人には少し多く払ってあげたい。
- 継続して仕事をしてほしい。
と、クライアントに思ってもらうことです。
当たり前のようなことばかりですが大事ですよね。
もし自分がクライアントだったら「報酬アップしてあげたい人はどんな人か?」を考えるとよいと思います。
では、この単価アップのポイントの様に、クライアントの気持ちを動かすにはどうしたらよいのでしょうか。
やはり、それはもう…引き受けた最初の仕事で猛烈にアピールするしかないと思います。
※私は、プロジェクトで応募するときからアピールしています。仕事を得るためのアピールに関してはこちらの記事に書いています>>>「クラウドワークスのプロジェクトで採用されるために私がやること。」。
私が仕事時にクライアントにアピールした方法。
アピールの仕方は人それぞれあると思いますが、私が積極的におこなったことを紹介します。
- 返信をすぐにできるよう、メッセージはこまめにチェック。
- 少しでもわからない、不安なことは先に聞いてから作業する。
- 指定された納期に関係なく、最短で納品。
- クライアントが喜びそうなことは手間がかかってもしておく。
1.返信がすぐにできるよう、メッセージはこまめにチェック。
なにか決めたり、伝えたりしたいときに、相手からの反応が遅いとイライラすることってありますよね。
お仕事中は、クライアントから連絡がきていないか、こまめにチェックしていました。
返信を早くして、レスポンスが早い人だと思ってもらうためです。
継続してお仕事をしていると、たまに「ここはこうしてください。」というメッセージが来くることがあります。
2.少しでもわからない、不安なことは先に聞いてから作業する。
引き受けたお仕事をしていると、「あれ?」と思うことがでてきます。
そういう時は、そのままにせず、クライアントに確認してから作業しました。
だって、納品してから訂正してまた納品となったら、クライアントも二度手間ですよね。
そのため、先に聞いておくと、クライアントの方も気持ちよく丁寧に教えてれると思います。
ただし、最初のお仕事の説明を、もう一度よく読んでからがいいですよ。
3.指定された納期に関係なく、最短で納品。
納期の有無に関係なく、最短で納品しました。
相手はスピードを求めていないかもしれませんが、早く納品して悪い印象は持たれないでしょう。
出来がめちゃくちゃじゃいけませんけどね。間違いがないよう、丁寧にやりました。
4.クライアントが喜んでくれそうなことは手間がかかってもしておく。
しておく、というよりは、「して当たり前」かもしれません。
お金をいただいてお仕事してるわけですからね。
というわけで、特別指示がなくても、この方がいいよね?と感じたことは積極的にしておきました。
私の場合はジャンル不定のデータ収集だったので、同じカテゴリーごとにわけたり並びを整えたり、なるべく見やすくなるよう工夫しました。
ここまでアピールしたら、単価交渉まであともう少し。
交渉する前に最後の確認を行います。
単価交渉をする前に必ず確認すること。
それは、最速で仕事を終わらせたら何時間かかるか計測すること。
クライアントは、
「自分がやったら1時間で終わる作業だから、ワーカーには500円かな。特別難しい作業ではないし、もう少し下げて400円で募集してみよう」
みたいな感じで価格を決めていると思うのです。
なので、「私はこの仕事に3時間かかったから、400円じゃ足りないよ!」といきなりお願いしても…
「いやいや、僕がやれば一時間で終わるので400円は妥当だと思います。」
なんて言われるだけです。
最初は単価が低いと感じても、よくある社会の試用期間だと思ってください。
仕事に慣れて、「明らかに単価が低すぎる。」と感じたら、いよいよ単価交渉に入ります。
単価交渉の際に、「なぜ単価アップしてほしいのか」をきちんと説明できるように、仕事になれるまでは耐えましょう。
私が行った、単価交渉の仕方。
なぜあげて欲しいのかをしっかり説明。その上で、最低いくら欲しいのかを正直に書きました。
例えば、
- どんなに効率よく作業しても、最低で2時間はかかる。
- 2時間で200円では、今後継続してお仕事することはキビシイ。
- 最低でも600円は欲しい。
こんな感じでクライアントに伝えました。
もし、ほかにも同じ仕事をしているワーカーがいたら、
「この価格でお仕事してくれる人がいるので、無理なら辞めてもらって構いません。」
といわれる可能性は高いです。
でも、あなたが仕事になれた頃で、きちんとした人なら、他のワーカーを探す手間や再度教える手間を考えて、単価アップの要求を聞き入れてくれるかもしれません。
実際に私が単価アップを申し出た時にも、「他の人を探すのが大変。慣れているこもりさんに継続して欲しい。」という理由で、単価アップの要求を受け入れていただきました。
ちなみに私は、
- 報酬アップ。
- 報酬現状維持なら、仕事の負担を軽く。
という2パターンを提案し、どちらもダメなら辞めると宣言。
もうホントに単価が低くて…本心では「やめたい!」と思っていたので強気でお願いしました。
単価交渉の結果、報酬が3倍に。
単価交渉の結果、報酬が最初の3倍になりました。これ、ホントですよ。
びっくりですよね。言わなきゃ損としか言いようがないです。
「やめてもらって結構です。」といわれるかもしれませんが、そうなったら新しい仕事を探せば良いのです。
単価が理由でお仕事を辞めたくなったら、ぜひ単価交渉にチャレンジしてみてください。
まとめ
私の印象では、スキルのいらない仕事はすごく低単価です。
最初の試用期間がおわり仕事に慣れたら、単価交渉していくべきだと思います。
お金を稼げるのはとても有難いことではありますが、必要以上に自分の時間を削ることは体に毒。
「これだけ作業してたったこれだけか…。」とばかり考えて仕事を続けるのは苦しいです。
言葉遣いに注意して、円満に単価交渉ができると、クラウドワークスをより有効に活用できるのではないかと思いました。
ちなみに、私は臆病者です。現実社会では単価交渉なんて絶対にできません。
顔が見えないうえに匿名だからできたのです。
あと最後にもう一点、「アピール」し続けたら、クライアントから報酬アップの申し出があるかもしれませんよ。
実際に私も、クライアント側から報酬アップの申し出がありました。とても嬉しかったです。
この記事が、単価交渉のきっかけになりましたら幸いです。